盆栽教室に行ってきた
場所は自由が丘
品品 sinajinaというお店でやっています
20年ぶりぐらいに来た自由が丘
オシャレな街のイメージ通りやっぱりオシャレな街でした
スタバの感じもちょっと違う感じ
駅からちょっと歩くとある九品仏川緑道
緑が続く道にベンチも設置してあり休みながら買い物できていい感じ
通りにはgreen label relaxingやJOURNAL STANDARDなどのショップもあり
人も新宿、渋谷ほどわんさかいない感じ
今日は盆栽目的だが今度はショッピングもいいね
駅から歩くとだいたい10分ぐらいで品品 sinajinaさんに着きます
お店が並ぶ通りからは外れて住宅街の方にお店があります
Google mapさんが無ければホントにお店があるのか不安になる感じです
お店の周りにはたくさんの植物が置いてあり買うこともできます
普通のガーデニングショップや園芸店とは違って日本の植物が多いですね
そこらへんはさすが盆栽教室をやっているので取り扱いが他のお店とは違いますね
普通の観葉植物を買うのではなく盆栽や和風植物を好む方はわざわざ品品 sinajinaさんに買いに行く価値ありだと思いました
盆栽教室の内容は
初めに先生から盆栽とはなんぞや…というお話から始まりました
だからといって堅苦しい感じの教室ではありませんです、フランクで物腰の柔らかい先生です。
先生のお話で、植物と人との共生、植物に向きあう時間を1日に5分でもとることで豊かな時間、豊かな生活になるのではないか。あとは植物は喋ることができない、子供でも猫でも犬でも泣いたりすることでコミュニケーションをとることが多少なりともできるが植物はそうはいかない、植物と会話するには感じてあげることが大事だと、人とのコミュニケーションの中で生かせる部分がある、日本人は昔から盆栽を通して人をいたわる心を大事にしてきていた、というお話を聞いて感銘を受けました。
そういう心、日本の昔からのやさしい精神を大事にしていきたいですね
先生のうんちくのあと実際、盆栽を作っていきます。
まず植物が2種類選べます、今回は百日紅(さるすべり)or 紅紫檀(べにしたん)から選べました。季節ごとに選べる植物は変わるそうです。
秋は紅葉や楓も選べるそうです、秋にも参加したいなぁ
私は今回、百日紅を選びました、先生から基本は百日紅を選んだほうがいいということで選びました、紅紫檀も果実がなる木らしく楽しめそうです。
最初はこんな感じ…
ぱっと見風情は感じません…観葉植物的に置いといてもいいかな〜って感じ
まずは土作りから始まります
配合はわかりませんが赤玉土、桐生砂、黒土、ケト土と少し白い肥料が入ったものをケト土の玉を無くすようにかき混ぜていきます。混ぜ方も混ぜすぎて粉々にならないように注意しつつケト土の玉を潰すように混ぜます。20分ぐらい混ぜるとケト土の水分も他の土に馴染みつついい感じになります。
そのあとは植物の葉の剪定をハサミで切ってきます。
- 明らかに枝が伸びてるところは切る!
- 太い枝を見せるように枝や葉を切っていく
- 木の絵を描くように枝から葉が出ているイメージで葉を剪定
- 今後の成長を想像する
- 散髪するイメージでさっぱりと
- 葉や枝を切りすぎてもまたすぐ生えるので大胆に!
以上の心がまえで剪定していくそうです。最初はなかなかビビって枝を切ることができませんでしたが先生のアドバイスを聞くとバシバシ切っていくことができます(笑)
綺麗に剪定が終わったら植え替えの為の鉢の準備をします。鉢底に鉢底ネットを引いてアルミ線で固定します。なぜアルミ線でネットを固定するかというと盆栽の根が成長するにつれネットを動かしてしまうそうです。ネットが動いてしまうと鉢の中の土が流れでてしまい中に空洞ができてしまったりするので盆栽にとって良くない環境になってしまうからだそうです。固定の仕方はこんな感じです。
中からコの字型にアルミ線をだし、L字に曲げて底に固定します。長すぎてあまるアルミ線は切ります
次は今までに植えられていた土を綺麗に落とします。ピンセットで土をブスブスさしながら土を柔らかく、ほぐしながら土を落としていきます。その時根を切らないように優しく落としていきます。
新しい鉢に植え替え
ここから新しい鉢に植え替えていきます。根を綺麗に鉢にしまい、最初に作った土を入れていきます。土を入れるときただ入れただけだと結構鉢の中はスカスカの状態です。自分も最初スカスカの状態でした。先生が指でぐっと土を押し込むと土が下に圧縮されまだまだ土が入る状態になりました。土は案外ふわっと入れるのでは無く、しっかり指で押し込みながら中がスカスカの状態にならないようにするのがコツみたいです。しっかりと土を押し込むと木の方もしっかり安定します。
土入れをした状態がこんな感じ
だいぶ盆栽ぽい感じになってきました(^o^)
仕上げ作業
ここから苔と砂、石を置いて仕上げていきます。
苔の種類は聞いたんですが忘れてしまいました(´・_・`)苔は裏面の土を落としながら苔をちぎって鉢に置いていきます。ただ置くのではなく鉢を庭と見立てて置いていくのがいいそうです。例えば苔を木の周りと少し間を置いて苔をまた置くと道のようになり、苔の無い道の部分に細かい砂利を置くと田舎道にある木のように感じます。
あとは好みで小さい石を置いたりするとまるで小さい庭園のようになります。で…完成形が
撮影場所も変えてフォトジェニックに撮ってみました笑
盆栽初心者ながらいい感じに仕上がりました。
感動です。
家に持って帰ってからは基本、
- 夏は朝と夜に水をあげる(水をたくさん欲しがる為)
- 昼間にあげると水の温度が上がって良くない
- 冬は一回水あげるだけでも良い
- 風通しがよく日が当たる外にだす(ずっと部屋に置いとくのは良くない、日の当たりが悪い、風通しが悪い為)
- 夏は昼間は家にしまっても良いが夜に外にだし朝部屋にしまう感じでも良い
- 枝や葉が伸びたらカットする
- 秋から冬にかけて葉が枯れて枝だけになるが盆栽自体は生きている、盆栽に対する愛情も薄れるので注意する
以上が盆栽との付き合い方の注意点だそうです。
興味のある方は盆栽教室に行って自分だけのオリジナル盆栽、庭園を作ってみてはいかがでしょうか?